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2025/05/02 00:00
みなさまのくせ毛は生まれつきですか? くせ毛になる原因は様々で遺伝やホルモンバランス、外的要因なども考えられます。 後天的にくせ毛になる方もたくさんいらっしゃいますが 今回は特に、幼少期からのくせ毛に着目しデリケートな子供の髪について考えてみたいと思います。 小さなお子さんのくせ毛、柔らかでふわふわでとっても可愛いですよね。 パパ・ママがくせ毛に特化したお手入れが必要かも? と考え出すのは、長さが出てきて毛先が絡まったり、乾燥が気になりだす2〜3歳頃からかと思います。 ダメージ知らずのピュアな髪を大切に そして子ども自身にも、くせ毛を大好きになってもらいたい! そんな思いを込めて この記事を書きたいと思います。 子供の髪も、基本的なお手入れ方法は大人と同じです。 とはいえ、両親ともにくせ毛では無い場合は、お子様のヘアケアに戸惑うこともあるでしょう。 小さな子どもの髪の毛に、大人用のスタイリング剤を使ったり、カーリーガールメソッドに則って洗髪頻度を減らすのは少し不安もありますよね。 でも、大丈夫! お子様の成長に合わせて適切にお手入れすれば 「自分の髪の毛が大好き!」なカーリーキッズに、きっとなってくれますよ! 具体的にどんなお手入れをしたら良いのか詳しく見ていきましょう。 ①洗う 赤ちゃん用の「石鹸」は低刺激ながら、脂漏性湿疹を防ぐため比較的洗浄力が高めであることが多いです。 赤ちゃんの毛穴は大人と同じ数あると言われています。小さな体に大人と同じ数の毛穴があるのですから、皮脂分泌しすぎて肌荒れする場合があるのです。 そのような特殊な肌質の赤ちゃんのために作られた石鹸は、お肌には優しいのですが、くせ毛の髪と頭皮には洗浄力が高すぎる場合があるのです。。 代表的な石鹸系成分には次のようなものがあります。 脂肪酸Na(ステアリン酸・ラウリン酸など) 脂肪酸K(ミリスチン酸など) 石ケン素地 くせ毛が伸びてきて髪や頭皮が乾燥するようになってきたタイミングでベビー用の石鹸を卒業して、洗浄力の優しい泡や液体の無添加シャンプーに切り替えてみても良いかもしれません。 アミノ酸系やベタイン系の洗浄成分が適しています。 皮膜を作るシリコーン、鉱物油が配合されていないものを使うと、くせ毛にもお肌にも優しいです。 また、比較的大きくなってきて皮脂分泌の落ち着いたお子様は、毎日洗浄剤で洗う必要はありません。 適切なプロダクトでお手入れしていれば、基本的に湯シャンでも汚れは落とせます! 「皮脂こそ最高の保湿クリーム」という考え方は大人も子供も同じです。 過度に落としすぎないことが大切。 皮脂の出方には個人差があるので、 ベタついていないか 肌荒れがないか を観察しながらケアしてあげてください。 薄くてデリケートなお子様の髪と頭皮を優しく守りながら、清潔を保てると良いですね。 ②トリートメント・保湿 トリートメントや保湿剤の中には、髪を柔らかくする成分(柔軟剤)が配合されているものがあります。 髪を滑らかにする効果はありますが、肌には刺激になることもあり、頭皮トラブルの原因になる可能性も。 お子さんの髪の保湿には、以下の成分を避けたものを選ぶのが理想です。 シリコーン・鉱物油 揮発性の高いエタノール 肌刺激となる界面活性剤や防腐剤 トリートメントやオイルなどがトリートメント剤としてあげられますが、 お出かけ前の乾いた髪に、軽く水スプレーしてから馴染ませてあげましょう。 ③スタイリング お子さんのスタイリングは、本人の心地よさを優先することが大切。 ナチュラルなふわふわヘアも、とても可愛いですよね! 固まるスタイリング剤を嫌がる子も多い たくさん遊んですぐにボサボサになってしまう この様な理由から、まだ量も硬さも少ない子供のうちは無理にスタイリングしなくても、保湿だけで十分なことが多いです。 可愛くまとめ髪にアレンジして、表面だけにジェルをつけてあげるのも良いですね。 広がる短い後れ毛に、指先で少量のジェルを付けるだけでも、クルクルに変化して可愛いスタイルになります。 お出かけなど特別な日には、もちろん 自慢のカーリーヘアとして、ジェルやムースでスタイリングしてあげてください! まとめ キッズのヘアケアも、基本は大人と同じ。 皮脂を守りながら洗う 蓄積を防ぐ製品を選び、落としにくいものを避ける そして何より、くせ毛を愛すること! あなたの髪はとっても素敵!と 是非、たくさん伝えてあげて欲しいと思います!! 自慢のくせ毛を楽しむ Curlyボーイ・Curlyガールが たくさん育ちますように❤ Let’s enjoy our curly hair! 2025.5.2子どものくせ毛ケアの基本
お風呂上がりの濡れた髪を、乾かす前に少量馴染ませるか