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2025/11/21 00:00

海外発のカーリーヘアメソッド、
「カーリーガールメソッド」または「カーリーガイメソッド」とは


アメリカのヘアスタイリストLorraine Masseyさんが提唱したくせ毛を活かす方法で、

CURLY GIRL(GUY) METHOD の頭文字をとってCGMと略されることもあります。


ハウツー本も出版されており、使用プロダクトや日常生活に関する厳格なルールとルーティンが決められているため、難しいと感じる人も多いかもしれません。


Curly Meでは、このCGMを全ての人が実行しやすいヘアケアルーティンへとアレンジした

「くせ活」を推奨しています。


CGMの厳格なルールは、くせ毛のポテンシャルを最大限引き出すために考案されており、

特に成分に関するルールはCurly Me製品もこの考え方を大いに参考にしています。


CGMにおける、使用プロダクトの成分に関するルールは以下の4つです。


  • サルフェートフリー

  • シリコーンフリー

  • ワックス・鉱物油フリー

  • エタノールフリー


今回は、CurlyMeもお手本にするメソッドである、CGM流の「製品の選び方」をお伝えしたいと思います。




CGM成分ルール①サルフェートフリー


CGMでは、皮脂をしっかり落としてしまうサルフェートという成分を禁止しています。



サルフェートとは、硫酸塩系の洗浄成分であり界面活性剤の一種です。

他の洗浄成分と比較しても洗浄力が高く、くせ毛に必要な保湿因子である皮脂をキレイに落とし過ぎてしまうので、好ましくないとされています。



サルフェート以外にも洗浄力の優しい成分は沢山あるので、くせ毛には是非サルフェートフリーの製品を選んでください。



CGM成分ルール②シリコーンフリー

シリコーンとは、正確にはシリコーンオイルのことで、毛髪に艶を与え指通りを良くする油性成分です。



髪の保護効果もあり、決して悪い成分では無いものの、撥水効果があり落としにくく蓄積しやすいという特徴もあります。


CGMルール①にある通り、強い洗浄剤を使わずに髪を洗うことが前提となる場合、シリコーンオイルの油膜が落としきれず蓄積してしまう「ビルドアップ」の原因となり得ます。

ビルドアップの状態になると、髪が過度に撥水効果をもってしまい水分を吸収しにくく、後にするトリートメントや保湿剤の浸透を妨げてしまいます。

CGMでのプロダクト選びは「落としやすい」ことが重要なポイントです。

落としにくいシリコーンが配合されていない物を選ぶと良いでしょう。



CGM成分ルール③ワックス・鉱物油フリー

ワックスは常温で固形化した蝋(ロウ)、鉱物油とはミネラルオイルのこと。

石油由来の低刺激精製油です。



どちらも一見髪に良さそうですが、ルール②のシリコーンと同様「撥水&落としにくい」というのがNGの理由です。


保護力は高いものの水となじまず弾いてしまうので、サルフェートフリーのシャンプーでは落としきれずにビルドアップして、髪への水分や栄養分の浸透を妨げてしまいます。
リフレッシュの際にも水を吸わなくなりスタイリングしにくいです。


対して植物性油脂は僅かながら水分となじみやすく、比較的ビルドアップしにくいと言われていますので、オイルインのプロダクトを選ぶ時には石油由来の鉱物油ではなく、植物性のものを選ぶと良いでしょう。



CGM成分ルール④エタノールフリー


エタノールは、エチルアルコールとも呼ばれます。

消毒用アルコールなどでなじみの深い成分ですが、ご存知の通り揮発性が高く髪の水分を飛ばしてしまいます。

市販品のヘアケアアイテムには、ベタつきを抑えたり速乾性を持たせるためにエタノールを高配合しているものが多くありますが、CGMには向きません。



ただし注意点も!

化粧品成分に配合される、


  • フェノキシエタノール

  • セテアリルアルコール

  • ミリスチルアルコール

  • ベヘニルアルコール


といった成分は「アルコール」「エタノール」と名前につきますが、エチルアルコールとは別の成分なので避ける必要はありません。


また、植物の成分が配合されたプロダクトの場合、植物エキスを「抽出するため」に使用した極わずかなエタノールがエキスと共に配合されてしまうケースもあります。


化粧品は全成分表示が義務付けられているため、エタノール配合と記載されますが、全成分表示の最後の方にエタノールと書かれている場合は、揮発して髪の水分を飛ばすとは考えにくいので気にする必要はありません。



今回はCGMのプロダクト選びについてフォーカスしました。

重要なのは、


  • 髪の乾燥を防ぐということ。

  • 優しく洗い、皮脂と水分を保つこと。

  • そのために「水を弾きにくく、落としやすいプロダクト」を選ぶこと。


製品選びの他にも、CGMには日常生活で気を付けるべき細かなルールがたくさんあります。
ドライヤーやヘアブラシ、ナイトルーティンなど、メソッドは多岐にわたります。


どれも、くせ毛(あなたの髪の本来の姿)を最大限活かすために考え抜かれたルールなのです。



けれど、くせ毛を活かすなら必ず全てを守らなければならない、ということはありません。

ライフスタイルに合わせて、楽しみながら美しいナチュラルヘアを楽しみましょう!


プロダクト選びの際には是非「成分表示」にも目を向けてみてくださいね!


Let’s enjoy our curly hair!

2025.11.21