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2025/09/05 00:00

皆様はどのくらいの頻度で、どんな風に洗髪していますか?

日本人は、毎日シャンプーすることを習慣化している人も多いのではないでしょうか。


髪と頭皮を清潔に保つことは、美しい頭髪を維持する上で欠かせません。


しかし、くせ毛を美しく艶やかに保つためには、「洗いすぎ」は良くないとされていることをご存知でしょうか。


今回は、くせ毛を活かしていると聞こえてくる「毎日シャンプーしない方が良い」という事が、どういうことなのか解明していきたいと思います。

おすすめシャンプーの選び方も併せてご紹介します。




Curly Meがお手本とする、海外発のカーリーヘアメソッドである「カーリーガールメソッド」では、提唱者であるLorraine Masseyさんがこう述べています。


「カーリーヘアは、頭皮から出る皮脂が毛先まで行き渡りにくく、潤いが不足しがちなので、強い洗浄力のシャンプーで毎日洗髪することは好ましくない。今すぐ、泡立つシャンプーを手放そう!」


毎日洗髪することが当たり前の日本人にとっては、少し衝撃的なルールかもしれません。


臭くならないのかな…

毛穴が詰まってしまうのでは…

ベタついて気持ちが悪いのでは…

かゆみやフケが出そう…


など、不安もありますね。


Curly Meが提唱する「くせ活」では

「カーリーガールメソッド」をお手本として

日本の環境や、日本人の習慣と気持ちに寄り添った洗髪方法を提案しています。


これから、詳しく見ていきます




それでは、まずは視点を変えて、どんな時に洗髪が必要なのかを見ていきましょう。


こんな時には洗髪が必要!


  • 大量の汗をかいた時

  • 髪に汚れや臭いが付いた時

  • かゆみや臭いが出た時

  • 頭皮がベタつく時

  • 油性の整髪料を使った時



Curly Meが提案するくせ活では

こんな場合以外、あえて洗髪をしないことで、髪と頭皮に与える余計な摩擦や脱脂を防ぎ、潤いある頭髪を保つことができる、と考えています。


ひとつずつ、詳しく見てみましょう。




  1. 大量の汗をかいた時

汗は通常、弱酸性です。頭皮や髪への悪影響は大きくありません。むしろ、頭皮から出た天然保湿因子である皮脂を、毛先に届ける役割を果たし毛髪に潤いを与えます。

しかし大量に汗をかくと、汗は徐々にアルカリ性に傾きます。アルカリ性の汗は頭皮に刺激となり、毛髪のキューティクルを開いてしまいます。

汗は水性なので、大量にかいたあとはシャンプーを使わず、お湯で洗髪する「湯シャン」を取り入れることで、不快な汗を落とし、脱脂を防ぐことができるのでオススメです。



  1. 髪に汚れや臭いが付いた時

焼肉やタバコの臭い、砂ぼこりや花粉など、外的要因で髪が汚れることもありますよね。

そんな時はしっかり落としましょう。水で流せる汚れの場合は、先述の「湯シャン」で落とせます。

油性の汚れは適宜シャンプーを使用するのがオススメです。

洗浄力の高い、硫酸系界面活性剤(サルフェート)という成分を避けたシャンプー選びで、脱脂しすぎを防げます。



  1. かゆみやフケが出た時

ケアしていても、頭皮トラブルは起こるもの。

しかし、体質にあった洗髪頻度を見つけると、頭皮トラブルが起こりにくくなります。

皮脂の出過ぎでフケやかゆみが出ることもあれば、洗い過ぎで乾燥が進んでいる場合も、細かいフケやかゆみが出ます。

トライ&エラーを繰り返しながら、あなたにピッタリのトラブルの起きにくい洗髪頻度を見つけましょう!



  1. 頭皮がベタつく、におう時

適度な皮脂は頭皮や髪を乾燥から守り保湿因子となります。しかし皮脂が出すぎてしまったり、酸化してしまうと、ベタつきや臭いの元となります。皮脂の出方には個人差があり、洗髪の頻度を探る目安にもなります。洗髪頻度を減らしていくと、自然と皮脂量も正常化していきトラブルも減ってきます。

まずは優しい洗浄力のクリームシャンプーなどを使って皮脂を落とし過ぎないケアを始めてみましょう!



  1. 油性の整髪料を使った時

ワックスやワセリンなどのミネラルオイルを含む整髪料を使った後は、ある程度洗浄力のある泡立つシャンプーでしっかり落とす必要があります。油膜ができてしまった頭髪は、水分や栄養分を弾いてしまいます。油膜が蓄積すると、より落としにくい皮膜を形成した「ビルドアップ」と呼ばれる状態になり、スタイリングが上手くいかなくなってくるのです。

これらを落とすための洗浄力が高いシャンプーは、頭皮や髪に負担になるので、頻繁に使うことは好ましくありません。

そのため、くせ活では「落としやすい」整髪料を推奨しています。

水に馴染まない成分を含まず、簡単に落とせる整髪料を選べば、強い洗浄料を頻繁に使わずに済むからです。




以上のように、洗髪が必要な場合を除き、過度な洗髪は控える。これが「くせ活」の基本的な考え方です。


「洗ってはいけない」「洗わない方が良い」ということではなく


大切なのは、必要なときに適切に洗髪し、無理のない範囲で頻度を減らすこと。

そうすることで、髪と頭皮の負担を抑え、健やかな潤いあるくせ毛を育てることができます。


洗髪する=シャンプーする

ということでもありません。

くせ活では多様な洗髪方法やシャンプーの種類を紹介していますので、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。

くせ活的シャンプーの話 ノープーロープーコーウォッシュって?! | Curly Me|天パとくせ毛のブランド|カーリーミー



最適な洗髪頻度は個人差が大きいです。

少なければ少ないほど良いということはないのです。


あなたの髪と頭皮にピッタリの快適な洗髪頻度を探るのも、くせ活の醍醐味!

あなたに合った洗髪習慣を見つけて、楽しみながらくせ毛の魅力を育てていきましょう!


Let’s enjoy our curly hair!


2025.9.5